いよいよ明日から放送ですね~

明日のwowowさんは17時から『ふたがしら』三昧

特番と前作一挙放送です

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ケンイチ君祭りの1日です









松山ケンイチ:「ふたがしら」続編に手応え 「とんでもない作品になった」
2016年09月16日 MANTANWEB


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「連続ドラマW ふたがしら2」に主演する松山ケンイチさん



 俳優の松山ケンイチさんが主演する時代劇ドラマ「連続ドラマW ふたがしら2」(WOWOW)が、17日にスタートする。昨年放送された「ふたがしら」の待望の続編で、松山さん自身、「泥棒集団『壱師』が出来上がってからの物語をどうしても演じたかった。本当に実現してうれしい」と強い思い入れで臨んだ今作について、話を聞いた。

 ◇続編は「前作と全然違うものに」

 「ふたがしら」は、オノ・ナツメさんのマンガが原作。江戸を舞台に、松山さん演じる明るく豪快な盗賊・弁蔵と、頭脳明晰(めいせき)でクールな相棒・宗次が、「脅さず殺さず、汚え金を根こそぎいただく」をモットーに、巧妙な駆け引きやだまし合いで“つとめ”を遂行していく姿が描かれる。

 続編「ふたがしら2」は、前作で盗賊一味「赤目」を抜け、自分たちの一味「壱師」を築いて頭(かしら)となった弁蔵と宗次の、その後の物語。松山さんは、今作について「前作はエンターテインメント色が強かったんですが、今回はすごくシリアスな部分もあって。また全然違うものになっていると思います」と語る。

 前作では、自身の盗賊団を構えるため、自由闊達(かったつ)に各地を回って奮闘する弁蔵と宗次のいわば「成長物語」だったが、今作では江戸の頂点を目指して「壱師」を束ねる2人のシビアな面も描かれているといい、「前作でも裏家業の厳しさが描かれていましたが、弁蔵と宗次がより一層そういう部分に向き合っていかなければいけないんです」と置かれた状況の変化を語る。

 その上で「“脅さず殺さず”というモットーを大事にしながらも、それが簡単にできちゃう世界でもないんですよね。その難しさを表現したくて、僕は『続編を作りたい』ってずっと言っていたんです」と続編ならではの意気込みを語り、「今回、台本を読んだときにそういう部分が見事に描かれていましたし、今、撮影を終えて、とんでもない作品になったんじゃないかなという手応えがあります」と自信をのぞかせる。

 ◇早乙女太一と「プレッシャーかけ合って」いい作品に

 前作に引き続き、松山さん演じる弁蔵の相棒・宗次役で早乙女太一さんが出演。早乙女さんとの再タッグについて、松山さんは「お互いが前作のままの弁蔵と宗次だったら面白くないので、プレッシャーをかけ合っていた気がするんですよね」と語り、「太一君が前回と違うものを出してきたら、僕も新しいものを入れていかないとって思ったり。一緒に飲みながら、『そういうふうにやっていきたいね』って話もしたんですが、そういう圧(力)をかけ合っていた気がしますね」と役柄同様、切磋琢磨(せっさたくま)した関係だったと振り返る。

 また、敵対する盗賊一味「赤目」の元頭・甚三郎役で成宮寛貴さん、甚三郎と恋仲にあるおこん役で菜々緒さんも続投。スタッフも前作同様、「ジョーカー・ゲーム」などで知られる入江悠監督がメガホンをとり、脚本も「劇団☆新感線」の中島かずきさんが手がけている。

 「成宮さんも、菜々緒ちゃんも、監督もかずきさんも含めて、『2回目だからもっとはみ出そう』って、ギリギリのところまで行こうという感じは常に現場にあった気がします」といい、「僕自身、前作で『もっとこうしたい』と思ったことは、続編に全部ぶつけたって感じですかね。だから、もう何も出せない。自分がやりたかったことは存分にやらせていただいたし、今はやり切ったという感じです」と達成感を口にしている。

 ◇松ケンが思うリーダー観とは?

 さらに続編では、弁蔵と宗次が率いる「壱師」のメンバーに、渋川清彦さん、芦名星さんらも登場。松山さんは、弁蔵と宗次という“ふたがしら”を支える「壱師」の面々との関係性も「前作にはない見どころ」だといい、「リーダーがリーダーであるためには、周りの人間がどういうふうに持ち上げるかっていうことがすごく大事だと思うんですよね」と自身のリーダー観にも言及する。

 「宗次はまともですけど、弁蔵は博打(ばくち)ばかりしている(笑い)。それを笑って認めてくれる人が周りにいるから、やっぱり弁蔵って成り立っている気がするんですよ。ぶっとんでるっていうことは、どこかがとがってて、どこかが緩いっていうことじゃないですか。でも、今はまんべんない感じの人じゃないと許されない世の中になっているっていうか、とがっている部分を見ないで、緩い部分だけを見て『こんなやつにリーダーを任せられない』ってなっちゃうから。リーダーを支える側の人たちの要素が大きいような気がしますけどね。もちろんリーダーも懐が深くなくてはいけないですけれど、周りにいる人も懐が浅いと無理ですよね」と持論を展開する。

 今作含め、自身もさまざまな作品の主役としてチームを率いる場面が多いが、「僕は助けられてることのほうが多いですし、自分が引っ張っていってるような感じはまったくない」と語る松山さん。一方で「(将棋棋士の)羽生(善治)さんについて書かれた記事で、羽生さんはずっと勝ち続けて孤高の人だけど、『みんなを底上げしながら勝っていっているところがすごい』というような内容のものがあったんですけど。目指すべきところはそこだなと思いますね。みんなが100%のパフォーマンスができるような環境作りっていうのはやらないといけないとは思っています」と俳優としての志を語った。

 ドラマは、17日から毎週土曜午後10時にWOWOWプライムで放送。全5話。初回は無料放送。

 <プロフィル>

 1985年3月5日生まれ、青森県出身。2002年に俳優デビュー。05年に少年兵を演じた映画「男たちの大和/YAMATO」で注目を浴びる。映画「デスノート」「デスノート the Last name」(06年)、「デトロイト・メタル・シティ」(08年)などに出演し、NHK大河ドラマ「平清盛」(12年)で主演に抜てきされる。今後の出演作に、映画「怒り」(17日公開)、「聖(さとし)の青春」(11月19日公開)を控えている。


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松山ケンイチ「とんでもない作品になった」
期待大の意欲作『連続ドラマW ふたがしら2』インタビュー!

2016年09月16日 EntamePlex


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“この続編にすべてぶつけた”“とんでもない作品になった”そう自信たっぷりに、作品への手応えを語ってくれたのは、松山ケンイチ。
ストイックな役作りで知られる彼が、強い思い入れを持って挑んだのはWOWOW連続ドラマ初の時代劇『連続ドラマW ふたがしら』。その続編となる『ふたがしら2』が9月17日(土)より放送スタートする。


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オノ・ナツメによる同名人気漫画を原作に、劇団☆新感線の中島かずき脚本による粋な台詞回しとハラハラ&痛快なストーリー展開は、老だけでなく若をも魅了する新感覚な時代劇に。早乙女太一演じる頭脳明晰でクールな宗次とともに“脅さず殺さず、汚え金を根こそぎいただく”がモットーの盗賊一味「壱師」を築き、江戸一の盗賊集団を目指す弁蔵を演じた松山。今回は本作の見どころとともに、作品への熱い気持ちを思う存分語ってくれた。


――シーズン2の制作が決定したときはいかがでした?

「続編はいろんなことをクリアしないと出来ないので、そこをクリア出来たということにまずホッとしたのと、弁蔵と宗次が“壱師”という盗賊の一味を作ったそのあとの話をやりたかったので、決まったときはものすごく嬉しかったです」


――前作でも手応えを感じていました?

「手応えっていつもあるようでないような……、自分が出演していますから、やっぱり反省点ばかり感じちゃいますね。思い入れがすごく強くて、とても好きな作品なのでどうしても期待値も上がっちゃう。だから、前作を観てもうちょっとこうしたかったなっていうものを、この続編にすべてぶつけた感じです。もう何も出せないくらいに(笑)」


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――松山さん自身は、続編でどんなことを魅せたかった?

「前作は弁蔵と宗次が一味を作るまでの話で、いろんなところに行って成長していく過程を描いたロードムービーのような感じでした。裏稼業の厳しさのような部分は、シーズン1でも甚三郎(成宮寛貴)の“赤目(盗賊の一味の名称)”で表現されていましたが、“壱師”も盗賊集団として向き合っていかなきゃいけない部分もある。“脅さず殺さず、汚え金を根こそぎいただく”をすごく大事にしている一味ですが、そんな裏稼業がいとも簡単に出来ちゃうような世の中じゃないと思うんですよね。そこの難しさみたいなものもきちんと表現したいなと感じていました。続編の台本を読んだときに見事にそこが描かれていたので、撮影に入るのがとても楽しみでしたし、撮影が終わった今、とんでもない作品になったんじゃないかなっていう手応えはあります」


――早乙女さんとも再共演で、2人の信頼関係も深まったのでは?

「太一くんとは前作も初めてじゃなかったのですが、撮影中は常に一緒にいましたね。信頼関係というよりも、弁蔵と宗次の佇まいみたいなものを意識して普段も生活していたような気がします。今回はかなり忙しかったので一緒に飲みに行ったりとかあまり出来なかったんですけど……。お互い前作のままの弁蔵と宗次の関係だと面白くないんで、現場では常にプレッシャーをかけあってたような気がするんですよね。太一くんが違う一面を出してきて、僕もそれを見て何か新しいものを入れてやろうと思ったり。お互いにそういう圧を掛け合ったり、触発される部分はあったかな」


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――作品としてもよりパワーアップしたという感覚も?

「そうですね。太一くんに限らず、それは成宮さんも菜々緒ちゃんも入江(悠)監督も脚本家の(中島)かずきさんも、きっとみんな前作を超える作品にしてやろうという意気込みを持って臨んだと思います。2回目という安心感もありつつ、前作よりももっとはみ出そうぜ! 限界までやってやろうっていう雰囲気は、常に現場に流れていたような気がしますね」


――入江監督とはどんな話をしました?

「台本を読んで、裏稼業の厳しさというものをすごく感じました。でも、その厳しさの中にも一味が自由に泳いでいる感じは絶対にあったほうがいいなと思ったので、“クスッ”と笑えるというか箸休め的な部分は作りたいですねって話をしましたね。入江監督は、小さいことでもすごく面白がってくれて、役者の演技を活かしてくれるので、みんなでアイデアを出し合ったり、アドリブで掛け合いをしたり……そういう現場の空気感は作品に出ていると思います」


――続編では第3・4話を吉田亮監督がメガホンをとったそうですが、違いはありました?

「描いている人物は一緒ですけど、演出方法はそれぞれ全然違いましたね。吉田監督の方が細かいというか、いい意味でネチネチしていたような(笑)。そのネチネチ感がどうなっているのか、ものすごく楽しみなんですよ」


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――宗次とともに“壱師”を束ねる立場を演じましたが、松山さん自身、リーダーはこうあるべきというような理想はありますか?


「宗次はものすごくまともですけど、弁蔵ってただ博打しているだけですからね(笑)。でも、ちゃんとやるときはやるというブレない部分があるから、大負けしても『だめだな~、これだから親分は…』って笑っていられる人が周りにいて、弁蔵のようなキャラでもリーダーとして成り立っているような気がするんですよね。もちろん、リーダーは懐が深くなきゃいけないですけど、その周りにいる人も懐が浅いとうまく回らないし、リーダーをどう持ち上げるかっていうこともすごく大事だと思います。『馬鹿だな』って笑って許せる大らかさじゃないですけど、『男はつらいよ』の寅さんの周りの人みたいに心に余裕のある感じがいいですね。あと、将棋棋士の羽生(善治)さんってずっと勝ち続けてきた孤高の人で、将棋界のリーダー的存在ですけど、羽生さんひとりだけが強いんじゃなくて、対局する相手の実力も底上げしながら勝ち上がっているのがすごい。やっぱりそういう部分は目指すべきところだなと感じますね」


――松山さんも主演や座長の立場として現場に立つことが多いと思いますが。

「自分が引っ張ってるぞという感覚は全くないですね。むしろ僕は、周りの人たちに助けられているなって感じることのほうが多いし。照明部、撮影部、演出部、そして役者たち、現場にいるみんなをどこに出しても恥ずかしくないように、100%のパフォーマンスが出せる環境づくりをやらなきゃいけないなって思いながらやっています」


――“赤目(弁蔵と宗次が属していた一味)”を飛び出して、自分たちの一味を作ろうと切磋琢磨したように、松山さん自身も10代で青森を飛び出して上京してという境遇は、重なる部分も?

「青森から出て来た当時、右も左も分からず東京が海外のようなものだったし、怖かったけどまぁやるしかないと。その頃は周りを見る余裕なんてなかったし必死になってやるしかなかった。今はいろいろと経験をするなかで、自分の懐が深くなったというか、自分が好きなこと嫌いなことにもちゃんと向き合えているかなって」


――今の松山さんを見ていると役者として脂ののっている時期だと感じます。

「仕事は、この人となら面白いことが出来るんじゃないかっていう縁みたいなものだから。やり続けていれば、新しいことに挑戦する機会もおのずとやってくるのかなと」


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――今作のように続編を望まれてこそ俳優として一人前だという人もいます。松山さんにとってこの作品はどんな作品になりましたか?

「今回、続編をやらせていただけたことは役者としても本当にありがたいことだと思いますし、とても感謝しています。WOWOWさんも懐が深いなと(笑)。続編ができたのは、みなさんの力だと思いますし、たくさんの人と一緒に作品にどんどん携わっていきたいなって改めて感じました」


――シーズン2を撮り終えて3への意欲は?

「今はないですね。『ふたがしら2』でも自分がやりたかったことを存分にやらせていただいたし、前作とはまた全然違った色になっています。シーズン1では1なりの答えがあって、シーズン2にも2なりの答えがちゃんとあるので、今はやり切ったぞという気持ちでいっぱいです。何があっても折れない弁蔵と宗次の姿を、ぜひ観ていただきたいです」


土曜オリジナルドラマ『連続ドラマW ふたがしら2』は、9月17日(土)よる10時より、WOWOWプライムにて放送スタート! (全5話/※第1話無料放送)

©オノ・ナツメ/小学館 ©2016 WOWOW/ホリプロ

スタイリスト:五十嵐堂寿
衣装協力:dunhill(Richemont Japan Limited)
ヘアメイク:遠山美和子(THYMON Inc.)

Photo by 竹内洋平






早乙女太一インタビュー! 『連続ドラマW ふたがしら2』で自らの境遇と重ね演じた宗次役への想い
2016.09.15 Entame Plex

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あの弁蔵と宗次が帰ってくる! 昨年放送され、終了するやいなや続編を待ち望む声があがったWOWOW連続ドラマ初の時代劇『連続ドラマW ふたがしら』。そのシーズン2となる『ふたがしら2』が9月17日(土)に放送スタートとなる。
この物語は、松山ケンイチ演じる明るく豪快な弁蔵と、早乙女太一演じる頭脳明晰でクールな宗次の2人の盗賊が“脅さず殺さず、汚え金を根こそぎいただく”をモットーに、巧妙な駆け引きと騙し合いの中、鮮やかに“つとめ”を遂行していく痛快時代劇エンターテインメント。

前作で盗賊一味「壱師」を築いた弁蔵と宗次だが、今回は江戸一の盗賊集団を目指し新たな仁義なき戦いへ――。引き続き、宗次役を演じた早乙女に今作の見どころを中心に、自身の境遇とリンクしたという想いなど、いろいろと話を聞いた。


――前作に続き、宗次役を演じていかがでしたか?

「前作は若造がいきがって赤目(弁蔵と宗次が属していた一味)を飛び出して、自分たちの一味を作ったところで終わった。今作はそれから半年後の話になるんですが、まず前作と大きく違っていたのは、自分の背中に背負うものがあるということ。今回は弁蔵とふたりで“壱師”の頭(かしら)として一味を束ねていくわけですが、宗次自身、背伸びしている部分もあったりしてまだ成長過程なんですよ。弁蔵との向き合い方や関係性も大きく違っているので、前作を引き継ぎつつもより貪欲にチャレンジが出来ました。前作に比べてどっしりとしたストーリー展開になっているので、同じ『ふたがしら』ですけど、違った作品のような感覚で楽しんでいただけると思います」


――例えばどんなチャレンジを?

「前作の宗次は僕の中でクールな印象が結構強くて……、宗次はまだ若造だから、ただカッコイイというだけじゃなくて、若さゆえにちょっとボーっとしてる部分もあったり、物事を考えてそうで全然考えてなかったり、そういう抜けた部分もあればいいなと思って演じたんですが、今回は振り幅を大きくというのを意識しました。何より自分たちに子分がいるので、胸を張っている部分があったり、逆に“壱師”を支えてくれるみんながいるからこそ、肩の力が抜けてすごくナチュラルでいられたり……前作よりもっと感情を表に出すようにしましたね。あと、僕がお殿様に化けるシーンがあったんですけど、そのシーンはかなりやり切った感じはあります(笑)」


――宗次のここが好きというところはありますか?

「好きというか、弁蔵のような相棒がいることがとても羨ましいですね。宗次は、いつも自由に街を出歩いて博打をする弁蔵とは真逆な性格ですけど、自分が思い付かないことや出来ないことをやってくれる仲間がいたり、周りが補ってお互いに成長し合える仲というか、そんな持ちつ持たれつの関係は、演じていてとても羨ましかったですね」


――松山さんと再タッグを組んだ感想は?

「前作からそうですけど、僕自身経験したことがないことばかりだったので、松山さんにたくさんのことを教えてもらいました。僕は頭の中で思い付いたことがあって『やらない方がいいかな』と尻込みしてしまうタイプなんですが、前作のときから松山さんには『とにかく思ったこととかやってみたいこと、何か気持ちに引っ掛かるところがあったら、絶対に行動した方がいいよ』と言ってくれて。今回はちょっと頭によぎったことでも、まずやってみるようにしました。その場で松山さんや入江(悠)監督に“こういう風にやってみたいんですけど、どうですか?”って相談をしたり。そこは自分の中で前作と大きく違いましたね」


――続編ということで、キャストやスタッフとの絆もより深まったのでは?

「前作では守りに入っていたというか、まったく余裕がなかったのですが、今回は役だけでなく前作からの仲間がいて、少し心に余裕が持てた状態でスタート出来たのが大きかった。その余裕が出来たぶんのエネルギーを新しいチャレンジに向けて使えましたし。今作では芝居の中でも自分たちの一味が出来たので、そこも大きく影響しているのかなと思いますね。松山さんが遊びに連れて行ってくれたり、一味の仲間たちとごはんを食べたり、そういうコミュニケーションもあったおかげで、本番のときにもお互いに気を遣わずにアイデアを出し合うことが出来ました」


――“壱師”以外では、大森南朋(蔵蔵・くらぞう役)さんとの共演はいかがでした?

「ずっとお会いしたいな、一緒にお芝居ができたらいいなと思っていた大森さんや渋川(清彦)さんとまさかご一緒できるとは思ってもいなかったのですごくびっくりしました。大森さんはとても優しかったんですけど、ちょっと危険な色気というか危うい感じを垣間見ることができて嬉しかったです」


――前作に引き続いての共演となった成宮寛貴さん(甚三郎・じんざぶろう役)の印象は?

「成宮さんと対峙すると、その空気に飲まれそうになってしまう時空を持っているというか、すごく心が動かされるんです。でもちょっと謎めいたところもあったり。僕が先に撮影を終えて帰るときに“お疲れ様でした”と挨拶すると、『ニャニャニャニャ~ン♪』って返されて(笑)。成宮さんなりのお疲れ様なのかもしれませんが、思わず“可愛い”って思って(笑)。すごく明るくて面白いですし……、スタジオ内が広かったので自転車に乗って移動したりしていたんですが、『ニャニャーン!』って言いながらいきなり後ろに飛び乗ってきたり、役柄とはちょっとかけ離れていましたね(笑)」


――菜々緒(おこん役)さんも前作からのキャストでしたが、続編での印象はどうでした?

「花魁姿がすごく綺麗でしたね。何でもやってくれる覚悟というか、腹にさらしを一本巻いているかのような何事も恥ずかしがらない潔さやかっこよさを感じます」


――『ふたがしら』は、時代劇好きはもちろん、時代劇と聞いて敬遠する人にも新鮮に映るスタイリッシュな作品に感じました。そういう意味でも時代劇の裾野を広げる作品になったのでは?

「入江監督からは『ちゃんとした時代劇にしたい』という話を始めに聞いていたので、昔ながらの時代劇の魅力を感じられるものをやるのかなと思っていたんです。でも、いざ蓋を開けてみたら時代劇の魅力を今風にアレンジしていて、音楽もカッコイイし、お洒落な部分もたくさんあって。“時代劇”や“ちょんまげ”って聞いた時点で、若い人たちは敬遠しちゃうかもしれないけど、まだ知らない人間のかっこよさとか、その時代ならではの女性の色っぽさとか、この作品だからこそ感じられる部分がたくさんあるので、ぜひ観ていただきたいです」


――劇伴は、爆音ジャズで知られるSOIL&“PIMP”SESSIONSが担当していて、とても斬新な印象を受けました。

「演じているときは実際に音楽が流れていないので分からないですけど、完成した作品を観て“うわっ、こんな風になってるんだ!?”って衝撃を受けました。イメージしていたものと、いい意味でかけ離れていて、ものすごくカッコイイなと思いました」


――作品を通して艶っぽさも一段と増したような。

「前作での経験が役者陣もスタッフ陣もあったので、自分でこう言うのもなんですが、(シーズン2は)“絶対に良くなっているな”といった手応えをみんな感じながらやっていたと思います。僕は演じるときに“あっ! 絶対にここであの音楽が来るな”って心の中でニヤニヤしていました(笑)」


――中島かずきさんの脚本にもハラハラさせられました。

「かずきさんの脚本に出て来る人物は、みんな真っ直ぐでものすごくエネルギッシュ、そこが一番の魅力だと思います。粋な決め台詞も多くて、普段言えないような恥ずかしい台詞も自然と真っ直ぐ言えるし。そういうカッコイイ台詞を言ったあとに、SOILさんのカッコイイ音楽が流れてきて、ストレートに来る感じが鳥肌ものですよね!」


――宗次のキャラクター像は、前作以上に早乙女さんに近くなったような……。

「かずきさんには、舞台で何度もお世話になっていますし、僕が17歳の頃からずっと見てくれているので、自分と通ずるところがたくさんあるのかもしれません。前作のときは、ずっとやってきた劇団朱雀を解散してひとりの役者としてやっていこうとしていたときだったので、宗次が元々居た赤目を抜けて、自分の一味を作るために修行の旅をして……っていう芝居とすごくリンクしていて。作品では自分の一味を作ったりと、僕は追い越されちゃいましたけど(苦笑)。でも、そういう自分と重なる部分では自然と気持ちが入るし、演じながらいろんな想いがありました」


――今回、一味を束ねる立場を演じましたが、早乙女さんの憧れるリーダー像はどんな人でしょう?

「とにかく先頭をどっしりと歩いてくれる人でしょうか。“エイエイオー!” みたいに熱い感じもあまり好きじゃないので、黙って行動で背中を見せてくれる人に憧れます。そういう意味では、宗次のように胸に秘めているところと通ずる部分があるというか……みんな目指すところが同じで、ちゃんと背中を見て頭に付いて歩いていく感じは、とても理想的ですね」


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――本作で演じた盗賊の一味は、表の顔の傍ら盗人として裏稼業をする2つの顔を持っています。早乙女さん自身、イメージと異なる意外な一面などはありますか?

「僕は大体チャラそうとか性格が悪そうっていうイメージで見られることがしょっちゅうで(苦笑)。でも、実際に会うと全然喋るし、こう見えて結構普通なんですよ(笑)。相手が勝手にマイナスイメージから入ってくるから、何もしなくても勝手にプラスになってくれるっていう、僕にとってはありがたいことなんですけど。だから、自分では二面性とは感じてませんが、他人にはものすごく二面性があるように映るみたいです」


土曜オリジナルドラマ『連続ドラマW ふたがしら2』は、9月17日(土)よる10時より、WOWOWプライムにて放送スタート! (全5話/※第1話無料放送)

©オノ・ナツメ/小学館 ©2016 WOWOW/ホリプロ

スタイリスト:佐藤美保子
ヘアメイク:国府田雅子(barrel)





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