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11/8大阪にて『聖の青春』試写会での舞台挨拶がありました。

KissPRESS さんが詳しく舞台挨拶レポートを書いていらっしゃいます

他のWEB記事は…画像のみで…






松山ケンイチ、森義隆監督 登壇 映画『聖の青春』舞台挨拶レポート
2016/11/9 KissPRESS


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11月8日、なんばパークスシネマ(大阪市浪速区)にて11月19日より全国公開される映画『聖の青春』の舞台挨拶が行われ、主演・松山ケンイチさんと森義隆監督が登壇した。

 本作は、弱冠29歳の若さで亡くなった実在の天才棋士・村山聖(さとし)さんが難病と闘いながら将棋に全てを懸けた壮絶な生き様を描く、感動のノンフィクション小説の映画化。松山さん自身が29歳の時に原作に出会って「いろんな方に村山さんの生き方を知ってもらいたい」と感じたといい、本作の映画化が決まった時には自ら出演を申し出た。驚異的な役作りで精神面だけでなく肉体面の両方から“村山聖の真実”にアプローチし、圧倒されるほどの熱演を披露している。

 舞台挨拶では、役作りの苦労や撮影中のエピソードなどが繰り広げるほか、村山聖さんの師匠で劇中ではリリー・フランキーさん演じる森信雄さんも登場し、森師匠から見る“村山聖”について語られた。





映画『聖の青春』舞台挨拶レポート


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©2016「聖の青春」製作委員会



—まずはじめにご挨拶を一言ずつお願いします。

【松山】 関西将棋会館(大阪市福島区)、前田アパート周辺でも撮影させていただいて、ある意味”地元”で舞台挨拶ができたことを嬉しく思っています。

【森監督】 この映画を観てもらえるのがこれが初めてですので、緊張もありますが嬉しい思いです。


—今お話が出ましたが、本作は関西でも撮影されているんですよね。

【松山】 今日、関西将棋会館で取材があって、久しぶりに行ってきました。出入り口からエレベーターに乗って入るんですけど、それを見ただけでも撮影時の記憶が鮮明に蘇りましたね。対局室にもお邪魔して、プロの方たちの対局を見させていただきました。今はただの部屋なんだけど、ここで刀を持って斬り合いをしていたような殺気が漲っていたんだよなぁって思って。僕らはプロ棋士ではないので、そういう空気感をどう表現しようかというのは難しい点でもありました。


—大阪での撮影中に一般の方から話しかけられたりはなかったですか?

【松山】 それはあまりなかったですね。サモ・ハン・キンポー(香港出身の映画俳優)がいるなって思われていたんじゃないですかね? (会場笑)

【森監督】 多分松山くんだとは気づかれずに、「ローカルのちょっと太ったタレントかな?」ぐらいに思われていたのかもしれないですね(笑)。


—今回、「村山聖」役に松山さん自ら名乗りを上げられたお聞きしました。

【松山】 そうですね。本棚を整理していた時に「聖の青春」が出てきて、それがきっかけで村山聖さんという人間を知りました。村山さんが亡くなられたのが29歳だったんですけど、ちょうど僕がこの作品を知ったのも29歳だったんです。同じ年齢だったということもあり、村山さんの生き方や命に対しての向き合い方に対して、すごく胸に突き刺さるものがあったんですよね。人生というものは、皆さんそれぞれが向き合わないといけないテーマだと思うので、いろんな方に村山さんの生き方を知ってもらいたいと思いました。この作品から何か受け取れるものはたくさんあると思います。

【森監督】 この映画は企画から8年の歳月がかかったんですけど、「村山聖」は命をかけないと演じられる役じゃなかったと思うんですよね。それを自らやりたいと言ってくれた松山くん以外の選択肢はなかった。映画が松山くんが29歳になるのを待っていたんだと思います。そして、実は僕も29歳の時に原作と出会って、松山くんと同じようにその歳だったからこそ何か刺さるものがありましたね。


—劇中での松山さんは別人のようですね。

【松山】 サモ・ハン・キンポーではないですね、間違いなく。(会場笑)撮影は、今年の1・2月頃でした。撮影の時に履いていたパンツを未だに履いているんですけど、伸びてしまっているのでズボン履いた時に一緒にずり上がって、ずっと食い込んでいるんですよ(笑)。まぁ、これが1つネタバレでした。

【森監督】 え、それネタバレなの!?そんなシーン撮っていないよね?(笑)太るということは僕ももちろん提案はしようと思っていたんですけど、松山くんにとってそれは当たり前のことで。目標体重も100キロって勝手に決めちゃってたぐらいなんですよ(笑)。それだけの意気込みで来ていたので、僕の現場での仕事っていうのは村山さんを演じる松山くんが命を燃やし続ける姿をずっと見て、途中で燃え尽きないように見守るという感じでしたね。


—今回はストーリー通りに撮る「順撮り」で撮影されたとお聞きしました。

【森監督】 概ね順撮りをさせていただきました。順撮りは効率が悪いですし、すごくお金がかかってしまうんですね。でも、村山さんは限られた時間の中で生きていて、その村山さんの生き様を撮るにはすごく大事なことで。松山くんも刻々と迫ってくる時間の中で、ひとつひとつで感じたそのシーンの意味を表現して欲しかったので順撮りで撮りました。それは映画を観ていただければ伝わるんじゃないかなと思いますし、松山くん自身がこの映画の進む時間の中で生きていることを感じていただけると思います。


—松山さん、やはり撮影は大変でしたか?

【松山】 これはこの作品に関わった全ての人に共通することなのかもしれないんですけど、村山さんに惚れ込んでいるんですよね。そして皆さん将棋が大好きで。好きっていう気持ちって何でも超えちゃうんだなって思わされました。苦しさだけでなく、楽しさをも超えてしまうというか。どこまでも深く潜っていけるんじゃないかという気にさせられました。その中で大変なこともいろいろあったと思うんですけど、「この作品が出来るんだったら何もいらない」というところまで入り込んでいましたね。そういう気持ちにさせてくれたのが将棋でもあり、将棋に生きる人たちであり、村山さんでもあったんだと思います。


—実は今日、劇中ではリリーフランキーさんが演じられている村山さんの師匠、森信雄さんが来てくださっています。

【森師匠】 松山さんは「村山聖」を熱演を超える演技で演じてくださって。身長が高いのでよく見ればわかるんですけど(笑)、村山くんって声をかけそうになるくらい本当に「村山聖」でした。

【松山】  撮影前にも取材という形で合わせていただいたのと、撮影中も将棋指導としてたくさんのアドバイスをいただきました。最後にお会いしたのは、…

【森師匠】 シー!

【松山】 え、シーなんですか?…言っちゃっていいですか?(笑)この作品の撮影が終わって、別の仕事で京都に行っていたんですけど、やり残したことがあったので森師匠に会いたいなと思って。そして再会しまして、初対局をさせていただきました。…麻雀なんですけど。(会場笑)森師匠も麻雀をやられるということだったのでこれはいつかやらなければと思っていたんです。やっと実現できて、まぁ僕がボコボコにされたっていう話です(笑)。

【森師匠】 いやいや、そんなことなかったです。


—森師匠から本作をご覧になっていかがでしたか?

【森師匠】 18年ぶりに村山くんに会えたようですごく嬉しかったです。僕の役をリリーさんがやってくださっていますが「森さんよりかっこいいですね」って皆に言われて。僕は「そんなことないですよ!」って言っていました(笑)。

【森監督】 森師匠なしでは、村山さんがあのような生き方になっていなかったかもしれないというくらい大きな存在の方で。原作者の大崎さんが森師匠のことを「純真に泥を被った人」と表現されていて、すごく上手に表現しているなぁと思ったんです(笑)。映画の中では“純真”の部分をしっかり描いたんですけど(笑)。森さんの囚われない、何かに縛られたりしない生き方みたいなところを描きたくて、そういう佇まいを持ったのがリリーさんだったんですよね。


—森師匠は「冴えんなぁ」というのが口癖だったとか?

【森師匠】 今日は冴えてるから言わないですけど、だいたい弟子に言うことが多いですね。「冴えんなぁ」もいろんなバージョンがあって、いい意味の時もあるんですよ(笑)。

【松山】  ちなみに、僕の麻雀はどうでしたか?

【森師匠】 冴えてましたよ!

【松山】 良かったです。ありがとうございます。


—村山さんを演じる上で、森師匠にたくさんお話をお伺いしたとお聞きました。

【松山】 そうですね。この作品は、村山さんを知ってらっしゃる方々に取材をさせていただくことからスタートしたんですけど、森師匠はもちろん、プロ棋士の皆さんやご両親にいろいろお聞きしました。話を聞いていてすごく面白いなぁと思ったのは、それぞれ違う面を話されるんですよね。なので、すごく多面性のある方なんだなぁと思いました。皆さん笑顔で村山さんの話をしてくださって、それだけ愛されていた方なんだということがすごく伝わったんですよね。この作品でも、そういう村山さんにしなきゃダメだとその時に思っていました。

【森監督】  村山さんと師匠は、本当に親子のようで。森師匠からお話を聞いたり、一緒に過ごさせていたいただく中で村山さんを感じていきました。


—東出昌大さん演じる同世代の天才棋士・羽生善治さんとの対局のシーンは見所の1つですよね。

【松山】 初手から最期まで棋符を覚えて、2時間半長回しで撮影しました。

【森監督】 “本当の瞬間”を撮りたいなと思って。村山さんの魂が燃える瞬間を撮りたいと思った時に、松山くん自身がその瞬間を演じる上でスタートとかカットでは撮れないと判断したんですよね。そこまで俳優ができるかどうか、博打みたいなことでもあったんですけど、提案した時に松山くんも東出くんも「やりましょう」って言ってくれて。しかも、僕が想像していたものより遥か上のものを作ってくれました。このシーンはいろんなものを感じられると思うので注目していただきたいです。森師匠が将棋を指す手つきについても松山くんに指導してくださっていたんですけど、「村山くんは一手一手愛おしむように指していた」とおっしゃていたのがすごく印象に残っています。


—最後に一言お願いします

【森監督】 将棋の映画なんですけど、「生きること」を描いています。僕も皆さんも無限の時間の中で生きているわけではなく、限られた時間で生きています。そういうことを村山さんに教わりながら、この映画を作りました。皆さんそれぞれの感じ方で良いと思いますので、感動、泣けた、だけじゃない、何か刺さってくるものを感じていただければ嬉しいです。

【松山】 撮影から結構時間が経って今思うことは、今まで役者を15年やらせたいただいて、スタート地点に立つまでに一番時間がかかった役でした。その役作りっていうのは自分に対する暴力みたいなものなんですよね。役者の自分が演じる役の自分を叩きのめすというか。そうやって作っていっている部分があって。今回はその時間が長かったので完膚なきまでに叩きのめされた自分がいます。それは自分にとってすごく貴重な経験だったと思っています。命を燃やすというのは、手放しで良いことだと言えないと思うんですよね。でも、自分の意志で好きなように命を燃やすことは誰にも文句言えることではないし、すごく美しいことなんじゃないかなと思いました。




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comment avater

catsママ

ノンキさん…落選って( ゚Д゚)
そうですか…残念でした。

多々web記事あったのですが…そうなんです、ま〇〇〇〇 さんやA〇〇さんのレポのように忠実に書いてあるので(多分)
他の記事はすべて却下し(笑)この記事だけアップしました(^_-)-☆

2016年11月11日 18:19

comment avater

ノンキ

またお髭が仙人化しかけている!!
この日の試写会に落選し、ヤフオクを検討したりしましたが、急遽仕事が入りあきらめました。
ま〇〇〇〇 さんやA〇〇さんのレポのような記事でありがたい!!
こんなにしゃべっているのに パンツのくだりのみ取り上げている記事が多いのは、仕方ないけど残念。
役作りのところは、何度も読み返したいところです。

2016年11月10日 09:50

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